ディップパウダーとジェルネイルの違い:持ち・オフ・選び方

サロンのテーブルで、扇形に広げたネイルカラーのサンプルチップから赤を選ぶ手

要点。 ディップパウダーとジェルネイルはどちらも長持ちするネイルですが、仕組みが違います。ディップパウダーは接着用の液体と細かいパウダーを重ねて色を作り、ライトなしで硬化するため、厚みのある丈夫な仕上がりになります。ジェルネイルはLEDやUVライトで硬化する液体で、薄くしなやかで、デザインの幅が広いのが特徴です。ディップのほうが少し長持ちすることが多く、短い爪に強度がほしい人に向いています。ジェルはネイルアート、薄いつけ心地、オフのしやすさを求める人に向いています。施術後の爪の状態を左右するのは製品ではなく、オフの仕方です。

ディップパウダーとジェルの施術方法

ディップパウダー。爪を下処理したあと、接着用の液体を薄く塗り、色のついたパウダーに浸すか、パウダーを上からかけます。これを2〜3回くり返して発色させます。アクティベーターで層を硬化させ、表面をファイルでなめらかに整えてトップコートで仕上げます。一般的なディップパウダーはライトを使いません。

ジェルネイル。マニキュアのように、ベースコート、薄いカラーを2〜3層、トップコートの順に塗ります。各層をLEDまたはUVライトで硬化させることで固まります。筆で塗るため、細かいネイルアート、フレンチ、マグネット(キャットアイ)、ミラーなどにも対応できます。

ビルダージェル(BIAB)は強度と長さを出すための厚みのあるジェルです。通常のジェルと迷っている場合は、ジェルポリッシュとビルダージェルの違いをご覧ください。

ディップパウダーとジェルのひと目でわかる比較

  • 持ち。ジェルネイルは一般的に2〜3週間持ちます。ディップパウダーはそれより少し長く、3〜4週間ほど持つことが多いですが、下処理、爪の伸びる速さ、手の使い方によって変わります。
  • つけ心地。ディップは厚みがあって硬く、柔らかい爪や曲がりやすい爪には心地よいと感じる人もいます。ジェルは薄くしなやかなので、自爪に近い感覚です。
  • 仕上がり。どちらも高いツヤが出せます。ジェルはシアー、ミルキー、ジェリー系のカラーや細かいデザインを調整しやすく、ディップはワンカラー、ラメ、グラデーションに向いています。
  • 硬化。ジェルは層ごとにライトが必要です。一般的なディップパウダーは不要です。
  • オフ。どちらもアセトンでオフします。ディップは層が厚いぶん、浸す時間が長くかかるのが一般的です。
  • 料金。サロンや地域によって異なります。ネイル代計算ツールで、1年間でどのくらいかかるかを確認できます。

弱い爪や薄い爪にはどちらが向いていますか?

ディップパウダーは硬い層を足すため、つけている間は柔らかい爪の先が曲がったり割れたりするのを防ぎやすくなります。ビルダージェルも似た役割を、よりしなやかなつけ心地で果たします。通常のジェルネイルは強度を足す効果は控えめです。

自爪をいちばん守るのは、丁寧な下処理とオフです。爪の表面を削りすぎたり、製品を浮かせてはがしたりすると爪の層まで取れてしまい、その薄さがオフ後の爪を弱くします。施術後にすでに爪が薄くなっていると感じる場合は、傷んだ爪を回復させる方法をご覧ください。

オフ:爪の健康を左右するステップ

  1. トップコートのツヤを削る。アセトンがしみ込むよう、表面をやさしく削ります。自爪まで削らないようにしましょう。
  2. アセトンに浸す。アセトンを含ませたコットンを爪にのせてアルミホイルで包むか、アセトンを入れた容器に浸します。ジェルは10〜15分ほどで浮いてくることが多く、ディップはそれより長くかかるのが一般的です。
  3. 柔らかくなった製品をやさしく押し出す。ウッドスティックやプッシャーを使います。動かない場合は削り取らず、もう一度浸しましょう。
  4. 保湿する。アセトンはとても乾燥するので、手を洗ってからキューティクルオイルとハンドクリームを塗ります。

自宅でジェルネイルをオフする方法でさらに詳しく手順を紹介しています。同じ浸すオフ方法はディップにも使えます。自信がない場合はネイリストにオフを依頼しましょう。

衛生面とかぶれ

サロンでは、ディップパウダーをどのように施術するか確認しましょう。爪ごとにパウダーを上からかける方法や、お客さまごとに別の容器を使う方法なら、全員が同じ容器に指を入れることを避けられます。

ジェルやディップに使われるアクリレートなど、ネイル製品の成分に過敏になる人もいます。施術後に爪のまわりの皮膚がかゆい、赤い、腫れる、水ぶくれができるといった場合は、その製品の使用をやめて医師または皮膚科医に相談してください。施術中に製品を皮膚につけないことでリスクを下げられます。

セルフでやる場合

ディップパウダーのキットはライトが不要なので初心者にも手を出しやすいですが、甘皮付近を薄く均一に仕上げるには練習が必要で、でこぼこになると削る量が増えます。ジェルはライトと薄塗りの根気が必要ですが、薄く仕上げやすく、硬化前ならミスも直せます。

どちらを選ぶ場合も、薄く重ねること、製品を皮膚につけないこと、絶対にはがさないことが大切です。ネイルの乾燥時間計算ツールでは、普通のマニキュア、ジェル、ディップがそれぞれ安心して手を使えるまでの目安がわかります。

選び方

  • ディップパウダーがおすすめなのは、丈夫で手間の少ないワンカラーがほしく、爪を短め〜ミディアムにしていて、少し厚みのあるつけ心地が気にならない人です。
  • ジェルネイルがおすすめなのは、ネイルアート、シアーやミルキーなカラー、薄く自然なつけ心地、オフのしやすさを求める人です。
  • ビルダージェルも検討するとよいのは、爪を伸ばしながらジェルの見た目と強度の両方がほしい人です。

どの施術にするかまだ迷っている場合は、無料のジェルかアクリルか診断を試すか、ジェルとアクリルの比較をご覧ください。

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ディップもジェルも数週間持つので、事前にカラーと形を決めておくと安心です。CutieCureアプリではオリジナルネイルをデザインして、自分の手の写真の上にAIで仕上がりを表示し、ネイリストに見せるために保存できます。

よくある質問

ディップパウダーはジェルより長持ちしますか?

多くの場合はそうです。ジェルネイルは一般的に2〜3週間、ディップパウダーは3〜4週間ほど持つことが多いですが、製品よりも下処理、爪の伸びる速さ、日常での使い方の影響のほうが大きいです。

爪にやさしいのはディップパウダーとジェルのどちらですか?

どちらもそれ自体が無害、あるいは有害というわけではありません。ダメージの多くは削りすぎと、無理にはがしたり浮かせたりすることから起こります。どちらを選ぶかより、丁寧な下処理と正しいオフのほうが大切です。

ディップパウダーにUVライトは必要ですか?

一般的なディップパウダーには不要です。各層はアクティベーターで硬化します。ジェルネイルは層ごとにLEDまたはUVライトで硬化させる必要があります。

ディップパウダーの上にジェルを塗ってもいいですか?

そうするネイリストもいますが、多くの製品はそれぞれ単独で使う前提で作られています。担当のネイリストに相談し、使う製品の説明書に従ってください。

オフしやすいのはディップとジェルのどちらですか?

ジェルのほうが薄いため、たいていは早くオフできます。どちらもトップコートを削ってからアセトンでオフします。どちらも無理にはがしたり浮かせたりしないでください。

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